今回は、ホームページをご覧になったお客様からお問い合わせをいただき、瓦屋根の葺き替え工事を行った事例をご紹介いたします。

■ ご相談内容

「最近、雨が降ると天井からポタポタと音がする」ということで、雨漏りのご相談を受けました。さっそく現地調査に伺うと、瓦屋根のあちこちに劣化したラバーロック（瓦の隙間をコーキングで固定する工法）が施されており、水の逃げ道が完全に塞がれている状態でした。

■ 雨漏りの原因は「ラバーロック」施工

瓦屋根は本来、雨水が瓦の下を通ってもスムーズに排水される構造になっています。しかし、以前の業者が行ったラバーロック施工によって、その排水経路が塞がれており、雨水が逆流して内部に浸入する原因となっていました。

▼施工前の様子


目視でも分かるように、コーキングが劣化し、白く浮き上がってしまっている箇所が多数見られました。

■ 瓦の葺き替え工事を実施

今回は、お客様とご相談のうえ、既存の瓦をすべて撤去し、新しい防水シートとともに軽量で耐久性の高い瓦へと葺き替えを行いました。

▼施工後の様子

新しい瓦は三州平板、見た目も美しく、雨水の流れもスムーズに確保されています。
更に瓦自体に遮熱機能が付いてるので夏も安心して過ごして頂けます！

■ 担当者より

屋根の雨漏りは、見た目だけでは原因が分からないことも多く、誤った施工がさらに被害を広げてしまうことがあります。今回のように、ラバーロックが原因の雨漏りは非常に多いため、ご不安な方はぜひ一度、専門業者による点検をおすすめいたします。